本当のサスティナブルとは
2023年 05月 24日
スペシャルティーコーヒーの概念で大事なキーワードが
やっとで総輸入量の18トンから2トンほどを販売したばかりですが…
昨シーズンまでのと大きな違いは予約のお取り置きオファーが殆ど入っていないことです
具体的には春先のプレシップサンプルや秋口の入船サンプルを見て数袋の現物仕入れ頂いた
浅野さんからも未だ訪問し切れていない北陸、北関東、信越地区の徹底したドアツードアで
それでは本当にこの豆が酷い品質なのか?
いいえご安心ください、決してそんなことはありません
現に最初の2017年から6シーズン連続で常に90p超えの超高品質コーヒーを供給続けていたので
今の2021-2022クロップの酸の陰りとカップの曇り感は本来のアラカでは無いということを
このことを曖昧にして最高品質のアラカとして騙し騙し売り続けることはMETAD社の信用
つまり私が繰り返し言い続けているアラカの「過去最低品質、最高価格」の価格については
このことを正しく伝えた上で私共が消費者の皆様や自家焙煎の事業者の皆様にお願いしたいことが
本当の意味でのサスティナブルコーヒーを理解して応援頂きたいと言うことです
一般的にサスティナブルコーヒーとは自然環境や人々の暮らしに配慮して生産、流通されたコーヒーとされ
様々な団体や組織が国際的に認証したラベルのコーヒーを販売することで資金を得て社会貢献活動を展開しています
多くの皆さんがこのサスティナブルに共感し消費の意識が高まっていることについては
一定の評価をすべきことだとは思いますが…
私はこのラベル認証のモノを買うことについてはあまり意味を感じていません
その理由はこれらの認証団体の得た資金の一番の用途は団体や組織の維持運営であり
生産者側への還元は輸出業者や大規模事業者に限られ
小規模農家や生産者にまで還元されることは皆無に近いと言うことです
そして何よりもたまたま見かけたサスティナブル認証ラベルのコーヒーを買うこと
そのことを持って何か良いことをしたようで少し気持ちが良くなった
それは消費者が商品を選ぶためのマーケティングの消費行動デザインであり
誰かのために、何かのために、自発的に参加し支援していると言えるでしょうか?
本当の意味でのサスティナブルとは持続継続つまり「継続は力なり」
本当に誰かの力になりたいのであれば、その人の顔の見える関係性の輪に入って
良い時も、悪い時も、ずっと寄り添って支え続ける
どんな時も買い続ける覚悟が必要だと思うのです
私が次の最新クロップを買って皆様にご紹介すると同時に
いま日本にある品質はイマイチとされるコーヒーに興味を示し
飲んで応援、買って応援の気運を本当に高めることが出来るのか?
日本に本当の意味でのサスティナブルを考え行動できる
本当の Coffee lovers の輪を広げることは出来るか?
正に今が正念場です、6月には我々の新たな挑戦が始まります
皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます
トレーサビリティー(履歴追跡可能性)とサステナビリティ(維持継続性)
アラカのトレースについては徹底した透明性があるので今の品質問題の因果関係も
アラカのトレースについては徹底した透明性があるので今の品質問題の因果関係も
手に取るように確認し共有でき可能な対策についてはすぐに改善を進めていますが
相手が異常気象や国内の政治や経済問題が関与すると出来ることにも限界があります
日本でも平成の米騒動と言われた冷害からのコメ不足があったように
日本でも平成の米騒動と言われた冷害からのコメ不足があったように
いま我々がエチオピアから輸入した2021-2022アラカの国内在庫は約16トン
やっとで総輸入量の18トンから2トンほどを販売したばかりですが…
昨シーズンまでのと大きな違いは予約のお取り置きオファーが殆ど入っていないことです
具体的には春先のプレシップサンプルや秋口の入船サンプルを見て数袋の現物仕入れ頂いた
多くのロースター様から次のシーズン入船までの間の1年間通しで使いたい予測数量を
仮予約分として確保して余剰のフリー在庫をカウントダウンする作業に入るのですが
今年は明らかにこの仮予約のオファーが入らず
今年は明らかにこの仮予約のオファーが入らず
かと言って完全に受注が止まるでもなく
必要最低限のご注文が細々と続いている感じです
昨年の秋に結実し12月~1月に収穫され2月~3月に精製された最新のクロップは
現在エチオピアの首都アディスアベバにあるMETAD本社のドライミル工場倉庫で
パーチメントの状態で大事に保管されています
パーチメントとは固い皮に包まれた状態でお米に例えれば脱穀前の種もみと同じです
この最新クロップの品質や日本への輸入の時期について多くのコーヒー事業者の方々が
パーチメントとは固い皮に包まれた状態でお米に例えれば脱穀前の種もみと同じです
この最新クロップの品質や日本への輸入の時期について多くのコーヒー事業者の方々が
興味深々のようで、つまり今の生豆よりも次のモノへの期待が大きいことが
ひしひしと伝わってくるのですが…
ひしひしと伝わってくるのですが…
もしくは使用自体を見送ってでも次のクロップに期待したいと言う想いは十分に理解出来ます
そこで私が何時どのタイミングで次の最新クロップを輸入して日本国内での販売を開始するのか?
そこでダブついた昨年のクロップはどうなるのか?
この辺の微調整で頭を悩ませえているところです
そこで私が何時どのタイミングで次の最新クロップを輸入して日本国内での販売を開始するのか?
そこでダブついた昨年のクロップはどうなるのか?
この辺の微調整で頭を悩ませえているところです
そして今シーズンの現地の詳しい報告を受けて、この難局をいかに乗り越えて次につなぐか
また今のクロップに対するお客様の率直な生の声を聞くために青森、北海道と同行して
また今のクロップに対するお客様の率直な生の声を聞くために青森、北海道と同行して
厳しい現実と直視しながら今年のプロモーションのテーマとスケジュールを詰めて見ました
私からはとにかく、次の良い生豆を出来るだけ早く輸入してサンプリングとオファーの取りまとめを急ぐこと
出来れば最短の早積みコンテナで夏前には最新クロップを持って
出来れば最短の早積みコンテナで夏前には最新クロップを持って
完全復活の生豆を出来るだけ多くのロースター様に見て評価頂きたいと伝えました
浅野さんからも未だ訪問し切れていない北陸、北関東、信越地区の徹底したドアツードアで
秋口までに各県1件のカッピングイベントを開催して下さる主要のロースター様を探したい
そのため今年の拠点を移動しやすい山梨の甲府にして倉庫代わりの格安一軒家と軽のワゴン車をレンタルし
今も各地の道の駅での車中泊を繰り返しながらローラー作戦で頑張っています
私が過去最低品質と言い続けている2021-2022クロップですが…
それでは本当にこの豆が酷い品質なのか?
もしかしたら、焙煎豆やカップ販売でお客様にご提供できないようなレベルなのか?
いいえご安心ください、決してそんなことはありません
これは通常のスペシャルティーが80p、カップオブエクセレンスでも85p以上なので
正に全体の3%程度トップオブトップの品質を求めているからです
現に最初の2017年から6シーズン連続で常に90p超えの超高品質コーヒーを供給続けていたので
今の2021-2022クロップの酸の陰りとカップの曇り感は本来のアラカでは無いということを
明確に伝えた上で、それでも普通のスペシャルティーコーヒーよりは格段に美味しいこと
このことを曖昧にして最高品質のアラカとして騙し騙し売り続けることはMETAD社の信用
そしてアラカのブランドとしての評価に傷がつくと考えました
つまり私が繰り返し言い続けているアラカの「過去最低品質、最高価格」の価格については
間違いない事実ですが、最低品質についてはあくまでも過去のアラカとの比較であり
一般的に流通するエチオピアコーヒーの中ではダントツに美味しいコーヒーです
このことを正しく伝えた上で私共が消費者の皆様や自家焙煎の事業者の皆様にお願いしたいことが
本当の意味でのサスティナブルコーヒーを理解して応援頂きたいと言うことです
様々な団体や組織が国際的に認証したラベルのコーヒーを販売することで資金を得て社会貢献活動を展開しています
私はこのラベル認証のモノを買うことについてはあまり意味を感じていません
そして何よりもたまたま見かけたサスティナブル認証ラベルのコーヒーを買うこと
そのことを持って何か良いことをしたようで少し気持ちが良くなった
本当の意味でのサスティナブルとは持続継続つまり「継続は力なり」
本当に誰かの力になりたいのであれば、その人の顔の見える関係性の輪に入って
日本に本当の意味でのサスティナブルを考え行動できる
正に今が正念場です、6月には我々の新たな挑戦が始まります
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by coffee-colors
| 2023-05-24 14:05
| ALAKA site 情報