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正真正銘のキリマンジャロとは?

アフリカ最高峰キリマンジャロ、その名を冠したコーヒーは


日本でも人気が高く爽やかな清涼感ある酸味と苦みが特徴とされる


日本で人気に火がついたのは1953年公開の映画「キリマンジャロの雪」

20世紀を代表する小説家”アーネスト・ヘミングウェイ”の短編小説を

映画化したものでこれが日本で大ヒット


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映画公開とともにキリマンジャロコーヒーのプロモーション活動が行われ

映画のヒットとともに知名度も急上昇し現在の人気銘柄へと成長した


当時はキリマンジャロ山麓の北部地区で栽培された高品質コーヒーだったが

今の主力産地は南部の方生産量45%に対し北部は15%しかない

残りは西部のカネフォラ種(ロブスタ)35%と低品質の極小産地5

つまりタンザニア産のアラビカ種の70%もが南部地区で栽培されている


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日本はタンザニア産コーヒー全体の生産量の20%も仕入れているが

その全てがキリマンジャロと言う名称でブランド化されている

ちなみに北部キリマンジャロ山麓と南部の振興大産地の距離は約1,400


日本の本州の長さが最北端の青森県尻屋崎から最南端の山口県彦島まで

直線で約1,250kmだから玄界灘を超え五島列島付近まで…


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つまり九州の五島列島や東シナ海で捕れた本マグロを

津軽海峡の大間のマグロとして売っているようなものである

このことは世界のコーヒーマン達の間では有名な話で何でもかんでも

キリマンジャロにして高く売れるから多少の品質差は関係なしに

何でも買いまくると嘲笑されて来た現実がある

世界水準の正しいトレーサビリティー表記とすれば南部のコーヒーについては

タンザニア・ムベヤ地区やムベンガ地区産として記載すべきなのだが

キリマンジャロと言う呼称は、もはやタンザニアをはるかに超えたブランドとなり

今さら敢えて得た名声を下げるような事には目をつぶっているのが現状だ

それでも本当の正真正銘キリマンジャロ山麓で栽培されたコーヒーや

すぐ近隣の同じ北部にあるンゴロンゴロクレーター産のコーヒーについては

カップのクリーンさや甘み、そして透明感のある綺麗な酸味が高く評価され

スペシャルティーコーヒーの主要産地として確実な地位を築いている

ゼファー橋本氏は、この北部産地の中でも本物のキリマンジャロ山麓で栽培された

マムセラやウルノースに住むチャガ族が樹齢50年以上の古木から種をつなぎ

希少なコーヒーを丁寧に作り続ける地域だけを限定して“Genuine” Kilimanjaro

ジェヌイン・キリマンジャロとしてブランド化を進めている


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元々タンザニアでは、ビクトリア湖西側(ブコバ地方)に暮らすハヤ族が

富の象徴として、自生していたロブスタを噛みコーヒーとして栽培していた

その後1893年にドイツ人によって植民地政策として着手したものの

当初の東ウサンバラでは降雨が多く失敗に終わり

その後ブコバ地区にてアラビカ種の栽培に着手するもハヤ族の伝統に合わず断念

そしてキリマンジャロ山麓のモシ地区付近のチャガ族により

アラビカ・コーヒーの本格的な生産が始まりタンザニアでのアラビカ種として

ブルボン種(N39) とケント種(KP423)を中心に本格的な栽培が進んだ


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チャガ族は我々日本人と似た非常に綺麗好きな民族とのこと

村に入ると他の地域とは全く違い道路も、公園も、農地も、家の周りも

ゴミひとつなく整然と管理された綺麗な風景が目を引く


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アラビカ種のコーヒー栽培は農地の管理や環境を整える細かな手がかかる

彼らこそタンザニア産のアラビカ種を生み育てた立役者と言っても過言ではない


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カップの印象は何といっても円やかな甘みと透明感のある酸味が印象的

南部コーヒーのしっかりとした苦みと強い酸味に対して柔かでふくよかな感じだ

現在は標高1,400m2,000mの地域で収穫されたチェリーを水洗処理した

マムセラ組合、ウルノース組合のコーヒーまでしか絞り込みは出来ていないが

11月下旬から橋本氏が現地入りし更なる品質向上のための取り組みを進めるため

現地調査と視察に入り最新の情報や画像を送って下さるとのこと

今シーズンの生豆はトライアルロットとして30㎏×15袋だけ仕入れて

現時点での余剰在庫は5袋ほどしかないが、来シーズンのオファーを検討される

ロースター様には数キロ単位の有償サンプルとして小分け販売で

草の根的な販路拡大を目指しています

価格や条件等についてはメールでお気軽にお問合せ下さい

info@coffee-colors.com


# by coffee-colors | 2021-11-10 11:56 | 厳選ゼファーロット情報

スマトラ島リントン地区グランブルーの品種

前回の投稿でもお伝えしたように私はインドネシアのコーヒーが苦手だった

アーシー(土のような)バタリー(バターのような)重くて濁った感じ

モノによっては発酵して臭みさえ感じる、赤茶けてひしゃげた生豆もあり

その異臭をごまかすかのような深いフレンチローストがベストだとか…

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この原因の半分はスマトラ式と呼ばれる高温多湿で雨量の多い島国で広まった

柔らかな生豆をそのまま脱殻して乾燥する独自の精製方法にも関わらず

丁寧に良い仕事をして良いコーヒーを作れば高く売れるという価値観自体が

生産者や仲介のプロデューサー達の中で殆どなく

どうせ買い叩かれるなら出来るだけ早く量をさばくことで収益を確保したいと

考える習慣が広がりインドネシアコーヒー生豆の品質を落としてきた

その意識を根底から覆すために良いコーヒーは高く買うと言う

一見普通の事、頑張った人が報われる仕事の価値観を現地の生産者や労働者に

伝え広め続けたのがゼファー橋本氏と、若きパートナープロデューサーカルドン氏

2人の最も大きな成果だと私は考える


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しかし、この作業工程の改革で得られるグランブルーの品質全てではない

いくら精製工程の作業を改善しても原料であるコーヒーチェリーの持味

つまりこの地域に合ったベストの品種をマッチングさせること

最終的には単一農園単一品種のシングルオリジン化に向けた取り組みである

残念ながら今のインドネシアのスマトラ島で生産されるコーヒーの殆どが
ティピカ系とかティピカ亜種などの表記でまかり通っているが
実際はロブスタの交配種、つまり収量向上や病害虫対策を目的として

普及したがカップの濁りや風味に欠けるハイブリット系の品種である


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純粋なアラビカ種の爽やかな酸味と甘み、そしてクリーンなカップと
スマトラの気候風土が醸し出す独特のハーブ感や爽やかな苦みを併せ持つ

本当に美味しいスマトラコーヒーを作りたい

そんな想いを共有した橋本氏とカルドン氏が着目したのが

Onan Gajan(オナンガジャン)赤品種


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Liberica×Arabica系品種、S795種とBourbon種とのアラビカ交配種とみられている

1980年代後半に北スマトラフンムバン・ハンスドゥタン県

オナンガンジャン村で発見されたクラシック・スマトラ種



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クラシック・スマトラとは

1876年スマトラでサビ病が発生し 壊滅的被害をもたらした

その影響からロブスタやハイブリッド品種への植替えが進んだことで

当時はスマトラのティピカ品種は絶滅したと言われていた

しかしその後スマトラ島の奥地のトバ湖周辺で極少量の

ティピカ系品種の生き残りが発見され細々と種をつないで来た


オナンガジャンはこのティピカ系とは別のアラビカ×リベリカ系という変わり種だが

カネフォラ種(ロブスタ)の交配は無いことからクラシックスマトラの1つと言われている

樹勢は強く高く主軸は太くて葉が多く生える、新芽は鮮やかなグリーン色


インドネシアの主力品種はアテン種、シガラール・ウータン種、ラスナ種、等は

全てカネフォラ種ロブスタとの交配種


ティムティム/ティモール・ティムール種に至ってはそのまま100%東ティモール

世界中の多くのハイブリット種の元でとなったハイブリットティモール種そのもの


稀にジェンバー種、ウスダ種、ジャバ種、などスマトラティピカも存在はするのだが

収量が少ない、病害虫に弱い、栽培管理が難しい等々の理由で殆ど普及していない


プロデューサーのカルドン氏はこの希少なオナンガジャンを育苗し

実際に栽培する現地の小規模農家に配布し続け

その木に赤いリボンを付けてプレミアムな価格で買い取る取組を地道に続けて来た


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それでも100%のオナンガジャンだけしか買わないのでは

生産者達の心は掴めるわけもないので同時に従来から植えている他品種も買って

徐々にオナンガジャンへの植え替えを8年がかりで進めてきたと言う

日本でも100%オナンガジャンのロットを買付けるバイヤーは1人だけいるのだが

それでは生産できる量も限られ、ごく僅かな限定品としてのブランディングとなり

本当の意味でのサスティナブルな生産者との長期的な関係の構築とはならない

私は昨年のトライアルロット16袋をカッピングしてグランブルーの品質を確信し

現状の品種を確認したところ2020秋ロットのオナンガジャンの比率は約80

この生豆の状態なら100%のモノと大きな遜色も無く十分に満足頂けると思い

2021春ロット50袋のオファーを入れ、次の秋ロットは倍の100袋を目指して

仲間のロースター様達にお勧めしている


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このことで現地の生産者達のモチベーションが上がり単一品種化への流れが

進み続けることで数年後には必ず安定したシングルオリジンとして買取ることが

可能になると信じて我が子を育てる感覚で大事に伝え広めたいと思っている


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このブログを目にした1人でも多くのロースター様が

この物語に参戦して本当の意味でのサステイナブルコーヒーの世界と

素晴らしい味と香りをご一緒に消費者に届けて頂きたいと切に願います


# by coffee-colors | 2021-11-03 11:42 | 厳選ゼファーロット情報

スマトラ島リントン地区グランブルーについて

エチオピアのアラカのコーヒー生豆を紹介する当ブログですが

2021クロップも無事入荷し多くのロースター様に初回納品が完了したところで

ここから先はこの生豆も持つ魅力と焙煎者の皆様のお力に期待して

たまには違う産地の情報をと思いインドネシアからの新豆紹介と最新情報を!


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今年4月にトライアルで30㎏×16袋だけ仕入れてみたスマトラ グランブルーですが

入荷早々のテストローストで、この豆の魅力を独り占めしてはダメ!と考え

SNSで限定10ロースター様にだけ30㎏×1袋をお勧めしたところ

何と半日で完売し、数日後には次のロットのオファーはいつ?との声も


スマトラは春クロップと秋クロップの年2回の収穫産地なので次は半年先の9月

そこで私はこの生豆の魅力とロースター様の評価を信じ迷うことなく

5月の時点で30㎏×50袋のオファーを入れ入荷したのが

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濃緑の透明感を感じる艶と瑞々しさは、正に最高品質の証

もう少し寄って見ましょう

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普通のマンデリンってもっと割れてひしゃげて、黄ばんだ色で悪臭すら感じる

その雑味やえぐみをアーシーとかバタリーとかネガティブなのかポジティブなのか

良く解らない表現で深煎りが基本と声高に強要するベテランの方々が多く

その魅力を理解できないままに何となく敬遠し続けたインドネシアのコーヒーでしたが…


コーヒー企業のサラリーマンとして24年、独立して13年、合わせて37年間の時を経て

初めて心から美味しいと思えるマンデリン?(スマトラに統一しましょう)と出会いました

私の印象ではマンデリンは渋くて臭くて苦いだけのスマトラ製法の負の部分だけをイメージしてしまうので

敢えて世界標準の(スマトラ島 リントン地区)で最善のスマトラ製法で精製乾燥された生豆は

従来の日本独特の海外のバイヤーには通用しないマンデリンとは一線を画したいと思います

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みなさん良くご存じのスマトラ製法のフローチャートですが

注目はこの部分

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雨や湿気が多く広い土地も無いスマトラ島では、収穫したチェリーを小規模農家の皆さんが

完熟チェリーから果皮と果肉をザックリと剥いてギャバと呼ぶ状態で質量を減らして

効率的にプロデューサーと呼ばれる仲介業者に売り渡します

日本では映画や音楽の業界で良く使われる大物プロデューサーというWordですが…

英語の本来の意味は農産物を中心とした農産物の生産者の事をプロデューサーと言います

インドネシアのコーヒー産地では実際にチェリーを栽培する小規模農家ではなく

このギャバを買受け2次3次乾燥から精製までを行う仲介業者を品質管理のキーマンとして

敬意をこめてコーヒーのプロデューサーと呼びます


話を少し前に戻して、今までの一般的なマンデリンは何故、欠け豆、割れ豆、ひしゃげ豆

黄ばんだ異臭や悪臭が多かったのか?

それは小規模農家がチェリーをギャバにする作業、それを買い集めて乾燥精製する現場の

意識の中に良いコーヒーを作ると言う概念が無かったと思われる

赤いチェリーが採れたら早く剥いて、まとめて売りさばくためには平気で土足のまま

ギャバの上を踏みつぶしたり、柔らかい生豆を農具や容器で圧力をかけたり

良い仕事をして良いコーヒーを作り、少しでも高収入を得るという体験の無かった

小規模農家にとっては普通の事を普通にこなしてきたごく自然の結果ではあるのだが…

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この価値観を根底から覆そうを取り組んだのが我らがパートナーのインポータートレーダー

ゼファージャパンの橋本代表と現地の若手プロデューサーのカルドンの2人です

今のグランブルーの品質になるまで8年以上の歳月をかけ地道に小規模農家や労働者に

良いコーヒーを大事に丁寧に作ることで、必ず買取価格が上がり所得が向上する

頑張った人が報われるという、当たり前のようで簡単ではない普通の概念を現地に伝え続けた

その結果が他に類を見ない綺麗で美味しいスマトラ リントン産のコーヒーを生み出したのです


ここまでは収穫、乾燥、精製、等々の工程をしっかりと見直し、良いコーヒーを作るための工程を

徹底して改善した取り組みの紹介ですが、実はこのグランブルーの成功の要因はまだ半分

残りの半部をご紹介すると話が尽きず、ますますの長文乱文となりそうなので…

今回はこの辺にして、次のブログにつなぎましょう

続きのお話のキーワードは品種、オナンガジャン がキーワードです^^


PS. ここで最新の重要情報です

インドネシア スマトラ産2021秋クロップが歴史的な降雨不足のため40%~50%もの大減産予測です

7月のブラジル霜害ショックで高騰したコーヒー相場の煽りもありコマーシャルコーヒーを中心とした

買付け条件や数量確保が非常に厳しい状態になるようです

今の時点で良いコーヒーを確保するにはまだ見ぬ生豆をチェリーの状態で価格も確定できないまま

インポーター、トレーダー、プロデューサーを信用して必要最大限のオファーを出して応援することです

私はこの情報が流れる前に昨年と同様の30㎏×50袋と、仙台にも拠点を用意し同量で程度の準備を進めています

そして次シーズンに向けて北海道にも拠点を用意し東日本全域でこの素晴らしいコーヒーの市場を作りたいと考えています

本当に良いコーヒーは供給できる上限も限られます

厳しい時にこそ参戦し共に市場を守り拡大する仲間こそがサスティナブルな関係を続けられる

真のパートナーだと考えています、この機会にぜひ我々の物語にご参加しませんか?











# by coffee-colors | 2021-10-23 12:52 | 厳選ゼファーロット情報

2021New crop いよいよ登場です!

久々の投稿なので、改めて簡単な自己紹介をさせて頂きます

青森で個人事業主としてCOFFEECOLORSを経営している


木村希士(きむらまれひと)と申します

18歳の高校卒業と同時に入社したコーヒー業務用食品商社で24年間勤務し


2008年に故郷青森に戻り独立創業した田舎の珈琲屋です


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2017年の6月に初めて浅野さんとお会いし日本でMETADの高品質生豆を普及させたいとの


強い想いに共感し昔取った杵柄の人脈や経験から

様々な紆余曲折を辿りながら何とか出来たのが


生産者(METAD)輸入者(ZEPHYR)販売者(JMF)と言う新たな商流の形です


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何故、片田舎の見知らぬ個人の同業の珈琲屋から生豆を仕入なきゃいけないのか? 

このような疑問は最も普通の感想だと思います

私が逆の立場なら先ずは無視して様子を伺い続けるでしょう

そんな私が重い腰を上げて小規模零細の事業者と言う立場もわきまえずに

METAD
社の生豆を取り扱うアラカ専門の商社問屋機能を請負う

その背景にはコロナ禍で国内のカッピングイベントやセミナー受注会を開催できずに

苦慮する浅野さんを見かねて何とかしたいと思ったからです

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以前からアマン氏や浅野さんの意向を受けて日本のインポーターや商社問屋の


組み立てを何度も見直しながら試行錯誤を続けていたのですが

コロナ禍の後は本気でプロモーションを展開してニュークロップのコンテナの


取りまとめオファーを主体的に集める業者が全くいない状態でした

私も個人的にMETADのアラカだけでも毎年3tくらいは消化しており絶対に


必要不可欠なアイテムだったので第一義として自分が必要な豆を確保したい

その次が、当方で焙煎を指導したり技術や情報を共有して交流を深めてきた全国の


50店を超える仲間のロースター達にも良い豆を継続して供給したいと考えました


そうです、この事業はMETAD浅野さんのためでもアラカの小規模農家や労働者のためでもなく

明らかに我々ロースターが良いコーヒーを消費者に届けることで事業を持続成長させるための

最も大事な高品質豆を優先的に確保するためなんです

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幸いなことに今年6月にZoomで開催した有料のカッピングセミナーイベントには

北海道から沖縄まで名だたるロースター様が数多く参加してくださいました

この時点で2021New cropのカッピングが実際に出来ていたのは私どもスタッフと

近隣の青森県内の約10店のロースターだけでした



残りの20社以上の参加者の方々には2020カレントクロップを送り


私どもの感想と比較の解説だけで、まだ見ぬ2021Cropの仮オーダーを入れる


つまり全くの信用だけで年間の必要数をオーダーすると言う思い切った取り組みです

私は正直、気心の知れた仲間と、その周辺のロースター様だけで

10袋~20袋程度があれば良い方だと見込んでいました

ところが実際は100袋以上の受注を頂き当方の必要分と仮予約を含めた


合計200袋(30㎏×200袋=6t)までにまとまりました

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それでも、毎年10t以上の仕入を続けてきたアラカの生豆がいくらコロナ禍の影響とは言え

半減の6tではアマンにも浅野さんにもアラカの皆さんにも申し訳ないという気持ちと



日本各地の数多くのロースター様が今でも日々アラカを焙煎し提供し続けている

ネツト検索でも50社を超えるロースター様が今でも販売し続けているという事実を考え



我々の取り組みで2021Cropの情報とモノが供給できなければ殆どのロースター様は

次の2022Cropまでソールドアウトの状態となる危機感を感じました


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そこで今年は一念発起して余剰の在庫としてプラス200袋の合計12tを見切りでオファーしました

今のところ未だこの200袋は全く行き先が決まっていません



もし全く販売出来なければ来年も再来年も私どもが責任を持って


パスト、オールドと消化し続けなければならないリスクも抱えています


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しかし、今年のアラカは確実に過去最高の出来です


チェリーの大きさと熟度、そして何より綺麗なクリーンカップ



私は良いコーヒーが持つ魅力と、日本のロースター様の本物を見る目を信じて

まだ売り先の無い6t以上のコーヒー生豆を日本に輸入することを決めました


但し、この判断は私一人の力や資金力では出来ることではなくMETAD浅野さん


そしてZEPHYRJapan橋本代表のお力添えがあって初めてチャレンジできることです



我々の取り組みは売買の差益を得ることが目的ではありません

しかし、若干の粗利が無ければ国内の各地に出向いて皆様に直接この生豆をご紹介することも

様々な手法を使ってもモノと情報を伝え広める活動も出来ません


そして何より次シーズンからエチオピアで結婚と自営の農場をスタートさせる浅野さんへの支援や

アマンやアラカの皆さんに直接会ってお渡ししたい様々な物資などの資金として

仕入のフィードバックだけでない心のフィードバックに活かすための若干の利益は残したいと思います


もし、今まで長らくアラカをご愛顧いただいていて


まだ今年のアラカをご注文されていないロースター様がいらっしゃいましたら是非お気軽にお声がけください

一般的な生豆商社問屋のようにリストから見積もりやサンプルをどんどん配布するような余裕はありませんが

小分けのお試し仕入れや、有償の低額サンプルを送るなど様々な対応を考えております

コロナ禍が一段落して小規模でもカッピングイベントを企画して下さる企画などございましたら


最善を尽くして良い取り組みにして行きたいと思いますのでご相談ください

近々では青森10月11日、札幌10月13日、のカッピングイベントを予定しています

現在、2021Newcropは横浜港に入船し通関検疫を通り10月上旬には出荷可能となるようです



もし何か疑問や質問、そしてご相談などありましたら下記のメールまでご一報ください!


↓↓↓


info@coffee-colors.com










# by coffee-colors | 2021-09-26 12:44 | Japan METAD Family

アフリカ人のディアスポラ(African diaspora)


浅野さんからティグライの紛争について

コメントを頂きましたのでそのままコピぺします



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↓↓↓


ትግራይ ክልል:Tigray Regionに関しましては
国内(Addis Ababa, Hambela)での人々の受け止め方と

海外主要メディア(BBC, CNN等)の報道の仕方があまりにも違い

本当の事:真実は、立場・民族によって全然違うとしか言いようがありません


元来、エチオピアは州の区切りが民族の区切りと同じであり

市や郡も民族によって分けられているので貿易を初め

教育や公共のことに関しても国として統一させて何か施行することが

とても難しいところです


それに今現在でもTigrayと同様・同等の「内戦」がエチオピアの至る所で起きています

中東の「アラブの春」のような連鎖したものではなく突発的に民族が暴れ出します



最低でも10箇所は「紛争中」です




あまりにも狭量な……. 後進国的な…………
この国を救えるのは「Patriotic Diaspora」しかいないと僕は思っています

↑↑↑
「Patriotic Diaspora」 パートリアティック ディアスポラ

愛国心のある 帰還者って感じだと思います「アフリカ人のディアスポラ」(African diaspora)


という用語は1990年代から言われるようになった

16世紀から19世紀にかけて西部・中部アフリカの黒人たちが

大西洋奴隷貿易(Atlantic slave trade)を通して大勢南北アメリカへ渡り

ディアスポラが「頭脳帰還」して母国の発展に寄与する

「チータ―世代」(Cheetah Generation)として

歓迎するアフリカの国も出てきているとのこと


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エチオピア内戦の混乱を避けアメリカに渡ってビジネスで成功納め

エチオピアのために帰還したアマンこそ正に現代の ディアスポラ

そして浅野さんもアラカの人々にとっては


大切な 愛国心のある ディアスポラだと私は思います

# by coffee-colors | 2021-06-21 11:22 | Japan METAD Family

エチオピア産スペシャルティーコーヒー生豆卸販売元


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